白い箱についておもったこと



ぶどうゼリー食べてたら部屋の中に香りが充満してしまって後から部屋に入ってきた妹に甘ったるい!と言われた。そんなに匂いがたまるものなのか。

随分同じ名前でブログ続けていたので化粧と兵隊で検索かけてくれる方とかいらしたようです。化粧と兵隊はツジコノリコのアルバム名から取っただけ。

良いでも悪いでもなくただそう思っただけなんですけど、ツジコのこの曲って私の抱く「現代詩」のイメージと素晴らしく合致する。個人的にエレクトロニカにおいてはフォークトロニカよりもこういう鬱なトロニカが好きなので別に良いんですけどこれが詩だと、とても近寄りがたいものを感じるだろうな。
無機質で異様に洗浄された空気中を行き場のない感情が爆弾を抱えておろおろと迷う、この感覚を私は半ば反射的に「白い箱」だと認識していて、それはテレビと密接に、近くてどこまでも遠い感覚であるように思える。
あ、白いな、白いんだ。白くて延々と高くて、絶対に抜けられないという。そういう。すごく漠然としているので説明するの難しいんですけど。私には果てしなく未知の絶望感だと思う。客観的にそれがあることを認識するのは難しくはないけれど、私は「白い箱」の感覚からは絶対的に分断されている。

朝、ツジコを聴いていたらそんなモヤモヤがくゆり立ってきて妹に話してみたけど通じないままぐだぐだになって会話が終わった。